狭山清陵分校より

2022年5月の記事一覧

狭山清陵高校の紹介(その3)

本日、来年度の開校に向けた、狭山清陵高校改修工事の設計打ち合わせを、県担当者、狭山清陵高校、開設準備室で行いました。より良い学習環境を整えるためどのような工事になるのか、また高校の教育活動への影響などについて確認しました。図面だけではわからない、工事について情報共有することができました。

これまで、改修などを行う高校の敷地内を確認してきました。改修箇所ではありませんが、気になる石碑を見つけました。

 

本校建設に際し 狭山市教育委員会によって、発掘調査がおこなわれ縄文時代の住居址八件、奈良・平安時代の集落址八十件等が検出された。なお、この集落址から和同開珎が出土している。

埼玉県立狭山清陵高等学校 昭和五十七年四月開設 昭和五十九年三月建立

 

 狭山清陵高校開校にあたり、土地の調査を行った結果が記載されていた。この地は、縄文時代から人々の生活があり、和同開珎の出土を考えると、交易も盛んだったように思われる。古代のロマンあふれる狭山清陵高校の地に、高校内分校が開校されることを考えると、感慨深いものがあります。

 

 

事務室前の展示ケースにも、本校校地、揚櫨木(うつき)遺跡からの出土品(左:縄文時代中期の深鉢、右:奈良時代の台付がめ)がありました。

 

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今年度開校した県内高校内分校を視察してきました

連休前後で、今年度開校した、「宮代分校」「上尾南分校」「北本分校」を視察してきました。

分校生は入学して約1か月、入学式では緊張した面持ちでしたが、視察した際に出会った分校生は、笑顔で楽しく学校生活を送っているのが印象的でした。

各分校とも、限られた施設を有効に使うために、昨年度どんな準備を進めていったのか貴重なお話を伺うことができました。また、高校側と調整・連携が分校開校に一番重要だと感じました。

本準備室も、今後高校との調整・連携を図りながら、本格的に開校に向けた準備を進めていきたいと思います。

 

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