ご挨拶
校長 田中 理子(たなか みちこ)
昨年度に引き続き、本校の校長として着任いたしました田中でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
令和5年度、狭山清陵高校内に狭山清陵分校が開校いたしました。今年度は高等部16名、在校生を含め計41名の生徒の在籍でスタートしました。
このような歴史ある狭山特別支援学校で、校長としての任務を仰せつかり、改めて身の引き締まる思いでいっぱいです。そして、本校に学ぶ生徒、保護者の皆様、地域の皆様、教職員、狭山特別支援学校にかかわるすべての人が笑顔で輝き、将来の幸福を目指し、地域と共に存在する学校づくりを目指します。
学校教育目標は、「ささえあう やりとげる まなびあう」です。この目標を達成するために、指導・支援の連続性、系統性を大事にしながら生徒一人一人のニーズに応じた、きめ細やかな指導を行い、個々の力と可能性を最大限に発揮することができるように「チーム狭山特支」、全教職員一丸となって日々の教育活動を行ってまいります。
目まぐるしく変わる社会の変化に柔軟に対応し、今までの狭山特別支援学校らしさを大切にしながらも新しい価値観を受け入れ、さらに進化し続ける学校でありたいと思います。
関係者の皆様方におかれましては、本校教育活動へのご理解をいただきますとともに、生徒の健やかな成長と本校発展のためにご支援とご協力を賜りますよう、よろしく願い申し上げます。
令和7年4月吉日
学校経営方針
1 学校教育目標
さ ささえあう
や やりとげる
ま まなびあう
~ たましく 自分らしさの 笑顔咲く ~
2 目指す学校像
〇保護者・地域と共に連携・協働し、子どもの将来を見すえて実践を確実に積み重ねていく学校
3 学校経営方針
(1)児童生徒、保護者、教職員相互間での人格の尊重と信頼関係の確立
(2)児童生徒一人ひとりの教育的ニーズに応じた適切な教育支援の実施
(3)教員の専門性向上のための研修の促進とセンター的機能の充実
(4)社会に開かれた教育課程の実現と地域の教育力の活用
4 教育方針
(1)児童生徒の教育的ニーズを十分に把握し、個に応じた学習指導の充実を図る。
(2)特別支援教育のノウハウを全職員で共有し、地域におけるセンター的機能を発揮
する。
(3)地域社会との連携を深め、将来の自立と社会参加の実現に向けた教育課程を実現
する。
5 重点目標
(1)学習指導要領及び児童生徒の実態を踏まえた教育課程の編成
(2)関係機関とのネットワークを活用した特別支援教育のさらなる理解促進
(3)地域・保護者と連携協働し、児童生徒の自立と社会参加を目指した教育の推進
6 分校キャリアプランニング
【1年】 適性理解(選択) →【2年】 自己理解(受容) →【3年】 自己決定(自立)
●「教科学習」「職業」「自立活動」等の授業を通じた、自己理解と適性理解
● 職場体験や現場実習等による、就労に向けた意欲と自信を高める
● 働き続ける力を身に付け、卒業後の進路につなげる
※現場実習を繰り返しながら、自己の適性を踏まえた進路希望の実現を目指します。